こんにちは!アミックスブログ担当でございます✨

今回はアミックス直伝お掃除術の番外編といたしまして、害虫駆除について皆様に伝授していきたいと思います☆

我々が行っておりますビル管理において行っているのは、「IPM」、総合的有害生物管理といい、ペストコントロールともいいます。

IPMとはIntegrated Pest Management の頭文字をとった略語です。総合的有害生物管理(IPM)とは、建築物において考えられる有効・適切な技術を組み合わせて利用しながら、人の健康に対するリスクと環境への負荷を最小限にとどめるような方法で、環境基準を目標に有害生物を制御し、その水準を維持する有害生物の管理対策をいいます。

昔は、害虫駆除といえばどんな虫でも殺虫剤をまくことでした。総合的有害生物管理(IPM)とは、従来のように薬剤にだけ頼りきって病害虫を撲滅したり、同じ薬剤を定期散布したりするのではなく、まわりの環境状況を考慮して、病害虫の密度を抑え防除することです。

総合的有害生物管理(IPM)において、防除法は①物理的防除②生物的防除③耕種的防除④化学的防除があります。普段みなさまが身近に感じるのは化学的防除かと思います。今回の害虫防除編では化学的防除についてお伝えしていこうと思います☆😀

化学的防除法とは、生物の害を防ぐため、化学薬剤を使用して防除を行うことをいいます。化学薬剤といっても様々で、誘引剤や忌避剤、殺虫剤や殺鼠剤などがあります。虫の種類や発生場所によって、その時々に合った防除の仕方をする必要があります。

①殺虫剤…殺虫剤は害虫が薬剤で処理された植物の葉などを食べたり、殺虫剤に触れたり、呼吸の際に吸い込むことで害虫の体内に侵入し駆除するものです。

例えばゴキブリには、夜に行動する通路に殺虫剤をまいておき、その上を歩くことで足から毒が体内に侵入し駆除することができます。

ほかにも殺虫剤を気化して害虫を駆除する方法もあります。殺虫剤を煙やガス状にし充満させることで、ダニやゴキブリなどに効果があります。

②誘引剤…誘引剤は性フェロモンなどを使用して害虫をトラップに引き寄せて駆除します。例えば殺虫剤をまけない食品の近くなどにセットするだけでいい商品も販売されていますよね^_^

③忌避剤…忌避剤とは害虫、時に人に対する吸血害虫を寄せ付けない作用を有する薬剤のことをいいます。虫よけスプレーとして体に噴射するものが一般的でしょうか。忌避剤は吸血害虫の感知能力をかく乱し、吸血行為を阻止するという効果があります。

たとえばメスの蚊は人の血液に含まれる蛋白を散乱時に必要とするため吸血します。蚊は人の皮膚臭と呼気中の二酸化炭素により吸血源である人を感知し誘引されますが、皮膚面に忌避剤を塗布しておくと、皮膚に触れるのを嫌うか、触れても口針を刺すに至りません。忌避剤を使用する時は顔や首筋、足、腕など露出した皮膚に直接塗布するか、衣服の袖口裾などの内側にしみこませるか、または衣類を忌避剤の希釈液に浸して乾かしてから着用すると効果的です。

普段薬局等で手にする殺虫剤も、いろんなアプローチの仕方で害虫駆除しているのですネ^0^もしご自宅に害虫が発生してしまった場合は、発生したまわりの環境や駆除方法について考慮して、駆除の仕方を考えると良いかもしれません★

以上アミックス直伝お掃除術番外編でした!